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2008年5月16日 (金)

解散・総選挙は不要

昨年7月の参院選で民主党が勝って以来、「参院の結果が今の民意だ」と、衆院解散・総選挙の声が高まっている。
しかし、本当に衆院も解散・選挙をするべきなのか。それを考えると、やはり二院制の是非を考えなくてはいけなくなる。
ひとくちに「民意」といっても、選挙のやりかたによって結果は違ってくる。まず、今の衆院選ように1区から1人しか選ばない小選挙区制にするか、選挙区を大きくして数人選べる中・大選挙区にするか。1人の場合は大体自民党か民主党の議員が選ばれるが、3人4人となれば少数派の共産党や社民党なんかにもチャンスは巡ってくる。衆院選では近年、2大政党を作りやすくするため、あえて小選挙区制を導入している。
それから、比例制を導入するかどうか。これなんか無所属の候補者には不公平だよね。比例区の広さなんかも問題で、広ければ広いほど、芸能人など有名人の知名度が効力を発揮する。その結果、有権者はその人を当選させたいだけなのに、得票は政党のものになる。
このように、選挙のやりかた一つで結果も変わる。日本は衆院、参院の二院制にしているんだから、選挙はそれぞれ違うやりかたにしないといけない。同じやりかたで、わざわざ別々の院を作る必要も意味もない。やりかたが違えば、衆院と参院で勢力が異なるのは当然のことだ。
大体からして、今の政局の混乱はねじれ国会のせいだといわれているが、それがおかしい。ねじれてるからこそ、二院制の意味があるんじゃないの?混乱しているのは当事者(自民党ないし民主党)の運営方法に問題があるからでしょ。ま、俺は5月2日にも書いたけど、混乱の原因は参院が否決するからではなくて、いたずらに審議を放ったらかしているせいだと思っているので、民主党が悪いと思ってるけどね。いずれにしても、参院選の結果に合わせて衆院も選挙をやり直さないといけないなら、そもそも二院制なんて必要ないんだよ。選挙のやりかたもほとんど似てきたし。選挙は経費も膨大なんだよ。
マスコミは選挙はいつか?みたいな報道ばっかりしないで、もっと根本的なところを指摘してほしいね。

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