ちょっとした理由で東京新聞を取り始めて約1ヶ月。この新聞のレベルの低さには本当に呆れる。特に、毎日設けられている「こちら特報部」という特集コーナーがヒドい。当然、もう解約です。
今日もそのコーナーがヒドかった。何やら、離婚した夫婦の片方にしか親権が与えられず、片方の親が子供に会えないケースが多い日本は法整備が遅れているだの差別だのと騒いでいる。
とにかく子供に会いたいのに会えない。言いたいのはこれだけだ。この新聞、このコーナーはいつもそうだけど、法律がこうなっている背景を「時代遅れ」とかで片付けて調べない。それで、片方の言い分ばっかり取材して掲載するんだよね。
親権が二人にあってうまくいくこともあるけど、世の中そう簡単ではない。むしろ悪くなるケースだってある。
子供があっちの家にいったりこっちの家にいったりして振り回される可能性だってあるよね。親権が一人になれば、権利だけでなく責任も明確になるという利点もあるはず。また、離婚した夫婦だっていつまでも独身でいるわけではない。再婚して新しい夫婦間で子供ができたときに、前の子に急に「会いにこないで」とか言い出したり、それまで面倒を見ていた子を相手に押し付けたりするケースだって当然考えられる。再婚相手のほうだって、前の相手との子を自分の子のように育てようとしているのに、その子は前の親にばかり会いに行って、前の親のことばかり考えていては大変だ。新しい夫婦間の子供だって、前の相手との子が急に現れたりしたらどう思うだろうか。
いろんな問題があるんだよ。子供への影響とかさ。それを「別れた親が会いたい」ってそればっかり。浅すぎるんだよ。
結局のところ、まずは簡単に離婚するなってことだよ。そりゃ、離婚にはさまざまな原因・理由があるから必ずしも悪ではない。でもさ、だからといって「離婚は今や現代の家族の日常的な出来事」っていう言い方はないでしょう。これは、東京新聞に載っていた棚瀬孝雄中央大法科大学院教授のコメント。このコーナーでは、このコメントをそのまま紹介し、それを裏付ける数字まで解説している。「みんなやってるじゃないか。離婚は当たり前なんだよ」ってか。どこぞのタレントの「不倫は文化」と同レベルだね。
自由恋愛を謳歌して、自分の意思で結婚したのなら、離婚の責任はどちらにもあるはず。「相手が悪い」「運が悪かった」「うまくいかなかった。しょうがない」っていうのはおかしい。もちろん、恋愛の途中で相手を完全に見極めることなんてできないだろうけど、少なくとも完全な被害者ではない。
それに、簡単に離婚しすぎる。簡単に結婚しすぎる。「愛がさめたから」「他に好きな人ができたから」で別れるのは恋人の間だけ。結婚したらそんなの理由にならない。家族の大切さを軽視しすぎなんだよね。とくに、子供に与える影響なんか計り知れないよ。
「みんなしてるからいい」と現状を追認して、悪い影響など考えずに偏った意見ばかりを垂れ流す。こんな新聞、なくなったほうが世のためだ。